ほとんど知識を持たない赤ちゃんが言語の仕組みをどのように学ぶのか
ほとんど知識を持たない赤ちゃんが言語の仕組みをどのように学ぶのか
認知科学の歴史における 3 つのムーブメント (1980 年代)
Cyc プロジェクト
ロドニー・ブルックスによる昆虫ロボットプロジェクト
PDP モデル
神経ネットワーク (ニューラルネットワーク)
2010 年に深層学習のアルゴリズムが提案されて飛躍的に発展
ChatGPT
記号接地せずに学習できる
ブートストラッピング・サイクル
端緒となる知識が接地されていれば、知識を雪だるま式に増やせる
形バイアス
語彙が増えると、形よりも内的な性質が一般化するのに大事だと気付く
言語習得は、推論によって知識を増やしながら、学習の仕方自体も学習し、洗練させていく、自律的に成長し続けるプロセス
子どもが言語を学習する能力には根本的に何が必要か
ヒトとヒト以外の違い
推論
論理学では演繹推論と帰納推論
チャールズ・サンダース・パースによる仮説形成推論 (アブダクション)
統計情報は進化的に共有されている能力
知識が知識を創造するパターンは人間以外の動物には見られない
帰納推論と仮説形成推論は必ずしも正しい答えを導くわけではないが、新しい知識を創造できる
知識を創造する推論には誤り、失敗が不可避
アブダクションにより、全てのものに名前があるとか、類似性で一般化される、といった洞察を得る
参考文献
言語の本質