IPv6
IPv4 との差分は次のカテゴリに分けられる
拡張されたアドレッシング能力 (Expanded Addressing Capabilities)
scope フィールドの追加により、マルチキャストルーティングのスケーラビリティが向上
「anycast address」 と呼ばれる新しい種類のアドレスの追加 (ノードのグループのいずれか一つにパケットを送る)
ヘッダー形式の単純化 (Header Format Simplification)
IPv4 ヘッダーフィールドのいくつかが削除されたりオプションになった
拡張やオプションのサポートの向上 (Improved Support for Extensions and Options)
フローラベリングの能力 (Flow Labeling Capability)
単一のフローとして扱ってほしいパケットの連なりにラベル付けすることが可能に
認証とプライバシーの能力 (Authentication and Privacy Capabilities)
IPv6 のデータ転送順 (data transmission order) は、RFC 791 の付録 B に定義されている IPv4 のものと同一