自分が使うものを優先せよ
プロジェクトの進め方に何通りか案があって、どれにするか悩んだのでGPT4に聞いた。その結果、自覚してなかった対立軸が発見された。
いくつかの選択肢は、求めるユーザが「いそう」だと考えていたが、僕自身はユーザではないものだった。
一方である選択肢は自分がユーザであり受益者だった。前者の「ありそう」なニーズではなく、明確な自分のニーズがある。 「ユーザがいるかどうかわからないが確実に実現できること」と「自分というユーザがいるが実現できるか不明確なこと」ので悩んでいたというわけだ。
ならば自分が使うものを優先すべきだ
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2023/8/11
nishio.icon
この後の進み方案
A: Omoikane Vecter Searchの導入の仕方の記事を書く
B: まずOmoikane Question Boxを作る
Omoikane Vecter Searchに質問箱的な一問一答のUIを被せたもの
得られるもの
単なる検索よりも好むユーザがいる?
nishioのScrapboxに質問したいという人がいる(本当にしたいのかは不明)
自分のScrapboxを質問箱にしたい人はいそう(不明)
クオリアさん質問箱からの仮想キャラクター共同運営という流れ
C: Scrapboxに書き込むBotをもっと試行錯誤する
BotがScrapboxにメモを書いて、次回の実行時にそのメモを読むことで「記憶を保った仮想キャラクター」になる
これはScrapboxならではの体験になりそう
gpt.icon
選択肢Aは教育と啓発、Bはコミュニティと対話、Cは技術的探究と革新に重点を置いています。
A: 良い教材が不足している場合や、ベクトル検索の普及を重視する場合に有効
B: ユーザーとのインタラクションを強化したい、または新しいコミュニケーション手段を模索している場合に有効
C: 技術的な挑戦を求めている、またはScrapboxを活用した新しい体験を提供したい場合に有効
なるほど、わかったnishio.icon
AとBは、求めるユーザが「いそう」と考えているが、僕自身はユーザではない
Aはとっくの昔に実装済みで使ってるのでAをやることで効用が増えない
Bは正直「検索してからチェリーピックしてScrapboxにまとめて、それからChatGPTに聞く」の方が効用が高いと思ってるので自分が使うと思えない
僕にとっての効用は「誰かが質問すること」によってクオリアさんが勝手に成長するとか、思考の発展の機会になるとかだった
しかし人間がそれをするという不確実な期待をするまでもなくChatGPTに質問させることでバリバリ言語化が進むことがオモイカネ勉強会の準備でわかった Cは自分が受益者だ
不確実性が高いので躊躇ってたが、AやBに具体的なニーズが出てくるまではCを優先でやるべきだな