社会関係資本
これらが社内にある状態は、ない状態と比べて、高い生産性につながる。
なので「お金や生産装置がある」(いわゆる資本、金融資本)、「知識がある」(知識資本)に類する資本の一種だと考える。 直訳で社会資本とも言うが、水道などの社会インフラと誤解されることがあるので誤解を避けるために社会関係資本という訳語が選ばれることもある。 1972年、明確な定義は1984年
これらの資本を多く持つ人ほど、進学や就職において有利であり高い社会的地位につくことができる
ジェームズ・コールマンはGlenn Louryの1977年の定義を用い、1988年や1990年の文献でこの概念を発展させ有名にした 野沢慎司 「第6章 人的資本の形成における社会関係資本 …ジェームズ・S・コールマン」『リーディングス ネットワーク論-家族・コミュニティ・社会関係資本』 金光淳訳、勁草書房、2006年。ISBN 978-4326601943。(原著: Coleman, James (1988). “Social Capital in the Creation of Human Capital”. American Journal of Sociology (The University of Chicago Press) 94 Suppliment: S95-S120.) 社会関係資本の3つの形
ヒューマン・キャピタルは個人が持つもの
ソーシャル・キャピタルは、人と人との間に存在する
具体的な内容としては、信頼、つきあいなど人間関係、中間集団(個人と社会の間にある、地域コミュニティーの組織やボランティア組織など)の3つを含むもの
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人的資本という言葉のチョイスはコールマン由来かな?