知識人の社会学
宗教の組織化
教会権力の衰退によって
世界観が政治の武器に
社会科学の誕生
政治との結びつき
知識人は資本主義の成功によって生まれる
教会権力が強大であったころ、異端の意見を述べることにはデメリットがあった
マスメディアを通じて大衆に世界観を供給する仕事の誕生
リストの居た19世紀前半のドイツはこの状態
批判するインセンティブ
教育水準の上昇
大規模産業に必要だから
教育水準の向上が手段から目的になる
行き過ぎた結果、高学歴失業者を生む
学歴にふさわしい待遇が得られないことに対するルサンチマン
一見合理的な社会批判の形で噴出
知識人の集団が資本主義社会に対して敵対的態度になる
政治家の秘書や顧問として、政治に影響を与える
スコラ主義的ドグマ
トッド「純粋経済学は、現実から切り離された公理に対する選好のゆえに、しばしばこのスコラ学に似ている」