正しさの奪い合い
世の中の大体の人は自分が正しいと思いたいわけだけど、その思い方に「〜〜だから自分は正しい」ってのと「あいつは〜〜だから間違っている。〜〜でない自分は正しい」ってのがある。後者は否定された側が自分の正しさを守るために反撃をして「正しさ」を奪い合う不毛な泥仕合に発展する可能性がある。 でもまあ、そもそも「正しい」って言葉を「(誰にとっても)正しい」って意味で使うのが問題の根っこにあるのか。「(少なくとも私にとっては有用であるので)正しい」という意味で使っていれば、異なる意見が出てきても「なるほど、あなたはそう思うんですね」と受け入れる余地がある。 あー、これ小崎さんのインタビューで来週くらいに出てくる話題だ>有用性と正しさ 大久保 康平 「正しい」って言っちゃったら、客観的な正しさを意味すると解されても仕方ない気はするな。喧嘩を避けたいなら「正しい」を無闇に使わず、「自分にとって有用」と言い換えていくのが良いのではないか。 そうだと思う。自分から不用意に「正しい」って言わないことも大事だけど、他人に「お前の主張は正しくない」と言われた時にカッとなって「いや正しい」って言ってしまうと泥沼がスタートするので、冷静に「私の目的は〜で、少なくとも私にとっては有用です」と矛先をかわす必要がある。 関連
「〜〜だから自分は正しい」ってのと「あいつは〜〜だから間違っている。〜〜でない自分は正しい」ってのがある
小崎さんのインタビューで来週くらいに出てくる話題