平時のマネジメント
2019-04-11
有事のマネジメントと平時のマネジメントは別物である
緊急時(有事)のマネジメントと平時のマネジメントにどのような差があるか 価値の軸が少なく明確になる。
「生き残る」みたいに。
「欧米に追いつけ追い越せ」も価値の軸が少なくなっている状態
価値の軸が少ないかどうかが重要
「緊急時」はその状況が生まれる一例
軸が少ないのでたくさんの情報の中から軸に関係ないものを捨てることができる
一人や少数の人が判断できる。
「リーダーシップ」という言葉で1人の人が多くの人を引っ張っていくイメージを持つ人がいる これは有事のマネジメント
平時には軸がたくさんある
現実がそもそも複雑であって、少数の軸では表現できない
緊急時に仕方なく一部に注目してただけ
一人の人が複数の尺度を持って判断することは認知的に辛い
一人の人間が判断しようとするとその人の認知能力のキャパシティを超える
取捨選択ができない
「この情報は必要ない」の判断が困難
一人の人が全体を把握することが困難になる
軸が多様な状態の認知が辛いのでシンプルな尺度に飛びつく
多様な軸がある現実をきちんと理解することを放棄しているので、大体シンプルなKPIと複雑な現実のミスマッチで問題が起きる
情報の伝達のコストが大きくなる
取捨選択しづらいことによる
下記のどちらも負担が増える
言葉にして送信すること
言葉を受け取って理解すること
この状態でのベストプラクティスが「移譲」
具体的情報に近い位置にいる人に意思決定を委譲する
必要な情報伝達の量を減らす
複雑大量の情報を、その情報を持っている人から、意思決定をする人に伝達事項して、それから意思決定するスタイルでは時間がかかる&情報伝達不足による誤った判断が多発する
平時のリーダーシップは、自分にすべてを集約しようとしない
そこがボトルネックになるから
遠い目標や判断の指針を繰り返し発信する役割が強くなる
情報発信はソフトウェアによって簡単にスケールするから
尺度がまちまちになる
まちまちであることが、探索範囲を広げる上で有効
2022/11/15
心理的安全性は平時のマネジメントであって、倒産の可能性もあるとされているTwitterの現状では有事のマネジメントが適切だろう
戦時のマネジメントの話をしているのに、平和時のマネジメントの基準で横やりを入れるので、話がグチャグチャになってる