川喜田二郎による情報粒度の実例
from 情報の粒度
KJ法の各ふせんにどの程度の量の情報が書かれるのか、どの程度の粒度で刻むのか。
https://gyazo.com/a5d925b42fd60b23da1dae01b5701d5e
川喜田 二郎本人による実例(知の探検学 p.123)
右側に取材の最中に速記的にメモした「点メモ・ラクガキ」がある
それを清書して左のラベルが作られている
ラベルシートには、一シートに小型のラベル(長さ四センチメートル)が二列に合計一二枚、台紙に貼られている。個々のラベルは、ミシン穴で台紙もろともちぎれるようになっている。(p.121)
4センチって僕の使ってる38mm×50mmのふせんよりさらに小さいのか
40mm×15mmくらい 4号ラベル
KJ法に不慣れな人が見ると「とても粒度が細かい」と感じるのではないか
特に「カードに情報を書いてそれを並べる」という表現でいわゆる情報カードをイメージした場合
もっとたくさんの文章が書かれるものだと考えてしまいそう
一方でワークショップなどで限られた時間でラベル作りをさせた場合、一単語で書いてしまう人も多い
たくさん書くことは時間が掛かるからね
https://gyazo.com/857b3aba09b72b756a5313fa08ef2586
KJ法 渾沌をして語らしめる p.253
絵をラベルに描いている事例
グループ編成した後の表札の粒度について
無明の霧などの川喜田二郎本人が作った図解化を見ると良い
「意外と長い」という感想をよく聞く
ラベルを分類してしまっている人は、表札がその分類カテゴリーを表す一単語になってしまいがちだからね
一単語かどうかだけでなく、動詞を含んでる割合が高いのも特徴的だと思う
関連: 動詞で説明する
分類してしまっていると動詞で説明しにくい