勤勉で知性的
「勤勉で知性的」というタイトルだが、日本語のことわざで言えば「急がば回れ」的な話。 勤勉で知性的であること。
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勤勉は、知性がゆっくりと励起するものを速やかに実行する。急ぐのは愚か者の欠点である。彼らは肝心な点を知らず、準備もせずに仕事に取りかかる。一方、賢者は先延ばしにして失敗することが多い。先見の明は熟慮を生み、軽率な行動は迅速な判断を無効にすることが多い。敏速さは幸運の母である。明日まで何も残さない者は、多くを成し遂げた者である。ゆっくり急げ(Festina lente)は王室のモットーである。