個別の人間を捨象した構造は人間に興味がない観察者によってもたらされる
ブースト会議の2009年での卒業生過剰の状態を見て僕個人は「僕のような古い卒業生を呼ぶのをやめて、もっと現役生に年齢の近い直近の卒業生を増やすべきだ」と進言したのだが、聞き入れられることはなくその後も呼ばれ続けた、それはなぜなのかなーと思っていた。 昨日「自分が背負わなかったリスクを他人に背負わせてはいけない」を書いて、それに対するポジティブな反響を聞いて「ああこれが僕の役割なのかもな」と思った。2011年、未踏に関して1ページ書けと言われて、一番書くべきだと思って書いたのが「ネットワーク形成システムとしての未踏」だった。この頃からやってることはあまり変わってない。つまり「個別の人間を捨象して構造を見ること」は、あまり人間や個別のプロジェクトに興味がない観察者によってもたらされやすいということ。 pplx.icon これは彼の視野が抽象的なシステムや構造に向いていることを強調しています。