他人が価値を感じることに価値を見出す人
他人が価値を感じることに価値を見出す人
他人が価値を感じることに価値を見出す人は
自分が価値を感じているものに対して他人が価値を感じないと、不安になったり、価値が下げられたように感じて怒ったりする
個人的にはあんまり共感できない
観測事実としてはそういう人がたくさんいる
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西尾泰和さんの Scrapbox には、まさにご提示の現象を指摘するメモがいくつかあります。該当ページを抜粋して整理すると、下記のようになります。
「自分は X をやっているのに評価されないのが不安だ。みんなも X をやれ、評価しろ」と他者に強く求めてしまうタイプを例示。評価を得られないと不安や怒りが生まれるメカニズムを説明。
幼少期に獲得した「評価されなければ生きていけない」という感覚が大人になっても残り、他者評価に依存してしまうと分析。解毒策として経済的独立などを挙げる。
自分の価値観だけを押しつけても他人は同じ重みを感じない──その無視を「価値が下げられた」と受け取る人のブーメラン構造を指摘。
「理解しない相手」に怒るのは、“他人評価=自分の価値”という依存の裏返しだと述べる。
最先端を走る人ほど “理解されない” を事実として受け止める、と対比。
40歳頃に「他人の評価が気になるメンタルモデル」をようやく解体し、自分の価値観で生きるようになる──という仮説メモ。評価依存からの脱却を年代と絡めて論じる。
まとめ
他人評価依存型は、他人が同じ価値を感じてくれない場面で「存在価値が脅かされた」と感じ、不安→怒りの反応を起こしやすい。
西尾さんはこれを「承認欲求」「評価されない不安」「他者理解への過剰期待」といった切り口で再三メモしており、“ブーメラン的構造”(自分が他人を尊重しないのに他人には尊重を求める)として批判的に整理しています。
対策としては 自分基準の価値観を持つ/経済的・心理的に自立する/理解されないことを前提にする などがメモ内で示唆されています。
ご要望の “観測事実としてそういう人が多い” という点も、上記メモ群で「評価文化が強いネット環境では特に顕在化しやすい」と触れられています。引用先の Scrapbox タイトルで検索すれば、全文と周辺ノートを一覧できますので、必要に応じて深掘りしてみてください。