ドラッカー
自称「社会生態学者」
人が幸せであるために社会がどうあるべきか
企業はどうなるべきか
利益は企業存続の必要条件であって、存続したら従業員や社会の幸せのために投資すべき
「成果」
組織が出すべき成果:
「成果を上げるには、貢献を考えなければならない」
頑張りました、ではなく、こういう貢献をしました、と言えるようにする
技術が高いだけじゃダメ
他人のニーズを理解し、それにこたえることで貢献する イノベーションを判断するのは市場
予期せぬ出来事
ギャップの存在
ニーズの存在
産業構造の変化
人口構造の変化
認識の変化
新しい知識の出現
企業の目的は顧客の創造
隠れたニーズを発見すること
そこに商品を供給すること
汝の時間を知れ
「経営者の条件」の2章「汝の時間を知れ」
「知識労働者が成果をあげるための第一歩は、実際の時間の使い方を記録することである。」
「私の観察では、成果をあげる者は仕事からスタートしない。時間からスタートする。計画からもスタートしない。まず、時間が何にとられているかを明らかにすることからスタートする。次に時間を管理すべく、時間に対する非生産的な要求を退ける。そして最後にそうして得られた自由になる時間を大きくまとめる。したがって、時間を記録する、整理する、まとめるの三段階にわたるプロセスが、成果をあげるための時間管理の基本となる。」
「成果をあげる者は、時間が制約要因であることを知っている。あらゆるプロセスにおいて、成果の限界を規定するものは最も欠乏した資源である。それが時間である。」
「組織に働く者は、成果には何も寄与しないが無視することはできないという種類の仕事に時間をとられる。膨大な時間が、当然に見えながら、実は、ほとんど役に立たない仕事、あるいはまったく役に立たない仕事に費やされる」
1909 オーストリアで生まれる
1933 ドイツからイギリスへ移る
1939「経済人の終わり 全体主義はなぜ生まれたか」
ナチス分析
ユダヤ人の虐殺やソ連と手を組むことを予想
当時世間の常識としてはファシズムと共産主義は相反するものと考えられていた
タイムズの書評でウィンストン・チャーチルに絶賛される
1942「産業人の未来 改革の原理としての保守主義」
1946 依頼を受けてGMの調査→「企業とは何か その社会的な使命」
「意見の一致ではなく不一致を見出さねばならない」
1954「現代の経営」
本人曰く代表作
企業の目的は顧客の創造
1966「経営者の条件」
1969 「断絶の時代 今起こっていることの本質」
「民営化」の概念
サッチャーが基本政策に採用
1973「マネジメント 課題、責任、実践」
後に「マネジメント エッセンシャル版」になる
1981「日本 成功の代償」
1993「ポスト資本主義社会」「すでに起こった未来 変化を読む眼」
少子高齢化社会
1999「明日を支配する者」
第2の人生(p224~)でパラレルキャリアに言及
「第2の人生をもつには、1つだけ条件がある。本格的に踏み切るはるか前から、助走していなければならない」