5年に1回のチャンス
5〜10年に一度くらいの頻度でしか訪れないチャンスがある
あるチャンスが5年に1回の頻度であることは5年間の観察がなければ見積もれない
というわけで観測期間の短い個体には機会の価値を過小評価するバイアスがある
一方で、チャンスの頻度は人によって異なる
ある人Aには5年に1回のチャンスであるようなことが別の人Bには半年に1回の頻度である
本人の行動によるもの
「チャンスを獲得する行動」の多い個体
環境によるもの
本人が自覚しないうちに周囲が与えているケースがある
親が自覚的に与えているケース
体験格差
色々なことを「やったことがある」にすることに価値を見出す親によって体験投資が行われる
親の金銭的な余裕にもよる
子供にパソコンを与える親もいれば、与えない親もいる
家にインターネット接続がない家庭もある
子供に数万円するVR機器を買い与える親もいる
最近だとAIへのアクセスを与えるかどうかも格差の原因になっている
機会の情報を親や教師が与える
人生の選択肢をどうやって知ったか?
過去25年の人生の中で、雑談みたいにカジュアルに打診されて、それほど強い拒絶でもなく「なんとなく自信がない、乗り気でない」程度のことで断ってしまった機会のうち、25年の間に類似の打診が二度と来なかったらやつが4〜5件はすぐに思いつく
その機会を引き受けていたら何が起きたかは未知
だが、その後の経験から
この種の限られた機会は、引き受けて合格ラインの成果を出せば『やったことがある」という実績に変化する
自分の考える完璧ラインである必要はない
有害な完璧主義
実績はその後のゲームをプレイする上での繰り返し使用可能ツールになる
名刺がわりのプロダクトの概念
0個ではなく1個であることに大きな意味がある
関連のある3個で応用範囲が急拡大する
作品を三種類作れ
最初「実績は希少なリソースに変化する」と書いていたが、獲得した後は何度でも使えるので表現を変えた
実績獲得機会が希少なだけ
最初「チャンス」を「機会」と書いていたが微妙なニュアンスの違いを感じて修正した