ハチのたとえ
公園を歩いていて、ハチが近くに飛んできたら、距離を取る
不快な発言をする人間に対しても同様にしたらよい
重要なポイント
ハチに攻撃の意図があるかどうかは関係ない
ハチが刺すつもりで寄ってきたのか、それともたまたま近くに飛んできただけなのか、を識別する必要はない
人間が悪意を持って発言したのか、それともたまたま口走っただけなのか、善なのか悪なのか、も識別する必要はない
ハチを叩くと怒らせるかもしれない
ハチを叩くとハチが怒って刺してくるかもしれないし、仲間を呼び集めたりするかもしれないので、叩かずにそっと離れるのが適切です。これは現時点でハチに攻撃の意図があるかどうかとは無関係な話です。
不快な発言をする人に対しても、同様。その人が悪意で言ってるのかどうかとは無関係。
おびえているネコに手を出すと噛まれるかも知れないから距離を取るべき
これと「ハチから距離を置くこと」が対応する
しかし猫のたとえでは、ネコに威嚇の意図がある
セミはただ存在している、人間をうるさくしようという悪意を持って鳴いているのではなく、自然現象
これと「ハチの意図を考える必要はない」が対応する
しかしセミのたとえでは、セミに反撃されてダメージを受けることをイメージしにくい
他人が悪意を持っているかどうかは、直接観察できない
他人の行動を見て「こういう意図だろう」と思った時、それはあなたの解釈に過ぎない