ジェンドリン哲学入門
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第2章―2 『体験過程と意味の創造』について 村里忠之
2 ポストモダン以降の哲学の課題と臨床心理学の課題
6 再び体験過程とは何か
7 フォーカシング
第3章―1 ジェンドリンの現象学 諸富祥彦
1 ジェンドリンの哲学的問題意識
2 伝統的な「経験」 観と現代哲学における「経験」観 5 言語分析と現象学が共有する根本問題
6 根本的転換
7 ジェンドリン現象学の「基準」 --- 「解明」の生起
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夢について
ユージーン・T・ジェンドリン著
諸富祥彦 訳
第4章 ジェンドリンの倫理学―「過程価値」 ないし「プロセス・エシックス (過程倫理学)」 諸富祥彦 3 「過程価値説」価値の結論の「内容」ではなく「過程」への着目 4 「過程価値説」は社会的な選択場面においても妥当するか
5 状況とその乗り越えpotentialities と possibilities
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第5章 身体-環境、暗在的含意と生起、進化そして行動 末武康弘
『プロセスモデル』 第Ⅰ章~第V章
3 第IV章 身体と時間 (THE BODY AND TIME) 4 第V章 進化、新しさ、安定性 (EVOLUTION, NOVELTY, AND STABILITY)
5 第VI章 行動 (BEHAVIOR)
第6章 『プロセスモデル』第三章にみるジェンドリンの言語論 得丸さと子
1 ジェンドリン哲学と「プロセスモデル」をめぐる現状
2 「プロセスモデル」の中での第VII章の位置づけ
3 身体と環境は一つのプロセスである
4 動物にとって“ジェスチャー"は行動である
5 自己意識は自分が何かを感じていると感じることである
6 通常の普遍性は〝第三〟の普遍性である
7 道具を使っている間はアクション文脈は休止している
8 シークエンスはメッシュの中で、暗在的にもそれ自身としても機能する
9 人間のジェスチャーはシンボルである
10 パターンそのもの"により目の前にない文脈を推進できる
11 "側面的交差〟で原言語的シンボルはオノマトペから離れていく
12 〝収集的交差〟から語-ユニットが跳び出る
13 一つの語の文脈は集められた文脈 (S) と相互作用文脈からなる
14 統語的ルール(文法)は身体的起源を持つ
15 言語の使用は再イブイブイングである
16 言語は自己-閉鎖的である(芸術は新しいパターンの創造である)
17 相互作用は言語を伴って発展し続ける
18 人間は語があれば他の状況に動くことができる
19 パターンシークエンスが跳び出し文脈を推進したときが、 フリップである
20 類が普遍と個別を作る
第7章 プロセスモデルの章について――フォーカシング&TAEの真の用途 村里忠之
2 一九九七年のジェンドリン: 新装版 「ECM」への序文と「PM』の出版
3 TAE
4 ジェンドリン哲学の先駆者たち
5 新しい哲学
6 プロセスモデル第VI章: 動物的行動
7 プロセスモデル第VII章: 人間の基礎的存在様式
8 「ダンス」=行為の始まり
9 VIIの中にVIIIを!
10 からだの知恵(直接照合体)に直接照合する思慮 (deliberateness)
11 からだの知恵とその理論化としてのプロセスモデル
12 VIIIのパイオニアたち
13 全く新しい全体性としてのVIII
14 直接照合体が生じる場所
15 モナド
16 ダイアフィル
17 結論と始まり、あるいは科学と哲学、あるいは継続する哲学
第8章 TAE (Thinking At the Edge) とは何か? 村里忠之
2 TAEとは何であるか?
3 からだの知恵から始める
4 ユニットモデルを超えて、我々の自然を回復することは如何にして可能か?
あるいは言語の暗在性の活用(ジェンドリン) 38
6 TAEのステップ
7 ステップのさらに詳しい説明
8 TAEには社会的目的が在る
9 論理と時間―空間科学は体験的展開の内側においてのみ存在する
第9章 体験過程論における自己同一性の問題 上嶋洋一 1 はじめに: 問題の所在
2 体験過程論の人間観
3 体験過程論からみた自己の一貫性同一性の問題
4 おわりに:「動的真理 (moving truth)」 を求めて