体験流
experiencing は、一般的には「体験過程」とする村瀬孝雄氏の訳語が定着しつつあるが、experiencingは、個人の内側につねに存在する感じの流れを意味しており、「過程」という 語から連想される時間的経過を必ずしも含意してはいない。そのため筆者(諸富)は、「過程」という語を使わず、「なまの体験の流れ」の生々しさをとどめる「体験流」という訳語を採用している。 下記で書いたのと近い解釈
名詞とも動詞とも解釈できるexperienceにingをつけることによって動詞としての解釈だと示しているわけ 川の流れのように連続的にずっと動き続けている。
「常に違う物だけどずっとそこにある」的な形
物のスキームではデフォルトが「変わらない」だが、こちらは「変わる」という現象が持続する ジェンドリンは「体験」を「我々がどの瞬間にも持っている感情の流れ」と捉えている