ある本は味見をすれば十分、またある本は噛まずに丸呑みすれば十分、ごくわずかな本だけがよく噛んで消化する必要がある
咀嚼すべき本はごくわずか
Some books are to be tasted, others to be swallowed, and some few to be chewed and digested.
フランシス・ベーコン
味見してみるべき本もあれば飲みこむべき本もあり、またよく嚙んで消化すべき本もある
ある本は味見をすれば十分、またある本は噛まずに丸呑みすれば十分、ごくわずかな本だけがよく噛んで消化する必要がある
咀嚼すべき本はごくわずか
Some books are to be tasted, others to be swallowed, and some few to be chewed and digested.
フランシス・ベーコン
味見してみるべき本もあれば飲みこむべき本もあり、またよく嚙んで消化すべき本もある
知は力なり
Ipsa scientia potestas est
イドラ
よく噛んで消化すべき本
「学問について」(「学問の進歩」?)
経験論は、人間の全ての知識は経験に由来する、とする哲学上の立場である
ジョン・ロックの「タブラ・ラサ」(人間は生まれたときは白紙である)が有名。
西尾の立場
生物は突然変異と自然選択によって、生得的に「有利な特性」を持つようになった
なので「タブラ・ラサ」は科学的には誤りである
消化とは何か
「蜜蜂は、材料を集め、それを自分の力で変形し消化する。」(アリとクモとハチのたとえ)
という場合の「消化」とはどのような「消化」か
具体例
ある手法が有益であるという場合に、その手法を有益にしている原理があるはずで、それを取り出したいのだな。「書いて消えなくする」「一覧性を高めてインプット速度を上げる」「ボトムアップにグループを作ることで情報を圧縮する」などなど
箱を積む人と、他人が積んだ箱に登って頂上の箱を取って投げつける人々、そして投げられた箱が地に落ちた時の新鮮さに価値を見出す人。この物語は、知的生産と知的消費の異なる側面を探求します。箱を積む行為は、新しい知識の創造を象徴しています。積み重ねられた知識の上に立つことで、人々はより高い理解に到達します。しかし、頂上から箱を取って投げる行為は、知的生産における直接
必要に応じて 知識を生み出す 力
満たすべき需要が存在しないときには知識を生み出すための材料を集めることになる
アリとクモとハチのたとえ
まったく読書をしない人はずっと立ち止まっているようなものかも知れないが、たくさん読書して読んだものを振り返らない人は電車に乗って観光地を通過するようなもの
よく噛んで消化すべき本
一旦胃に入れたけど消化されなくて、半年くらい経ってから何かのタイミングで口に戻ってきて、反芻する(気持ち悪いたとえ)
多読は考える力を失わせる
読書
ぶあついハードカバーの偉人の名著を「偉い本」、コンビニで売られてるようなのを「偉くない本」みたいに差別しがち
本のあなたにとっての価値は、その本を読んで得た知識をあなたが応用して何を生み出すことができるかによってきまる
偉人の名著を読んで、その一説を丸暗記しても、それを応用して人生の役に立たなければ有益ではない
知識は行為によって証明されなければいけない
よく噛んで消化すべき本だけが本ではない