解釈が変わる写真
https://gyazo.com/d957ec5e2636226e98ae54447e62eb61
課題文
片手で写真を持ち上げ、曲げながら見ることで
写真の解釈が変わる写真表現を制作しなさい。
作例GIF①
立っている人が屈伸をしている人になる、動きの解釈が変わる
https://gyazo.com/224f68bbcaeda0e436951f7ce4b31826
作例GIF②
「ドミノが倒れるのを止める」力の再解釈を引き起こす
https://gyazo.com/8f7b92ed5f2f652dabcd7f23e05e9d3f
動画を見ながらやってみよう!
https://vimeo.com/444582872
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みんなでやってみた
"「解釈が変わる写真」(名前)”をクリックして成果物をご覧ください。
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テーマ:翻訳
狭義的には、会話などにおいて外国語を母国語に加工し理解できるカタチにすることが翻訳であるとされます。少し広く捉えると、コミュニケーションにおいて相手の意図を読み解き理解し、変換することが翻訳とも言えます。母国語同士の会話にも翻訳は存在するし、言葉を使わない(表情や動きなど)非言語的なコミュニケーションにおいても翻訳が存在しています。人間は翻訳家ではなくても、日々、翻訳という「情報を加工・変換して理解可能なカタチにする」行為を行なっています。
デザイン分野においても、伝えたい情報を理解可能なカタチに翻訳して伝える能力が必要になってきます。相手に与えた情報で意図した翻訳することで「可愛らしい服」を作ることも、「危険らしい場所」を回避させることもできます。意識的に翻訳する力を扱うことで、相手の想像をコントロールする」力を身につける設計を行うことを学んでください。
課題の目的
適切な翻訳行為を誘導する設計を学ぶ
・情報を加工することで、理解可能にする
・メディアと身体操作の関係性
課題作者のコメント
翻訳は、とても繊細なコミュニケーションを扱っていることが分かりました。人間は「そう感じたりしてしまう」という誤解をする能力に(良くも悪くも)長けているため、意識していない相手がどのように翻訳するだろうかと考えて表現を設計をします。一見同じようなモノゴトでも、視点や見方を変えれば意味や感じ取り方が変わってくる、という点がデザインの翻訳のおもしろさにあると思います。
そもそも、写真は「平面の画像」という視点以外に、「紙というメディアの上に定着したインク」の塊みたいなものだと捉え、紙のサーフェイス(表面)に着眼すると自由に曲げたり、水でぬらせばふやけたり、加工することができることに気付きました。そこから、人間の入力によって、変化すると意識していなかったの紙の画像の見え方が変わる(再翻訳される)表現を作る課題にたどり着きました。
皆さんに取り組んでいただいて更なる多様なアプローチが見れるといいな〜。って思ってます!
参考文献
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