L-SMASH Worksを最新版に更新する
L-SMASH Worksは未だに数年前のr940を紹介し続けているサイトが多いです「AviUtl 導入」を解説しているサイトと問題点まとめ
そのバージョンはL-SMASH Works File Readerの設定ファイル管理に大きな問題があり、プロジェクトファイル(aup)の保存場所によって設定が勝手に変わったり音ズレを起こしたりします
.lwiファイルが邪魔な場所に生成されます
その他バグ
/aviutl/lwinput.aui オフセットアドレス:16152
/aviutl/***\lwinput.aui は Windows 上では実行できないか、エラーを含んでいます。元のインストールメディアを使用して再インストールするか、システム管理者またはソフトウェアの製造元に問い合わせてください。エラー状態 0xc000007b
最新版ではInputPipePluginと併せて64bit化しました
最新版に置き換える
1. https://github.com/Mr-Ojii/L-SMASH-Works-Auto-Builds/releases/latest にアクセス
https://scrapbox.io/files/6598e8a85d0d0600242dbb12.png
2. 推奨されているバージョンをダウンロードする(上記画像ではL-SMASH-Works_r1107_Mr-Ojii_Mr-Ojii.zip)
日付を見ると頻繁に更新が入っていますが「rev1100」のような数字部分が変わって無ければ中身はほとんど同じです。
依存ライブラリの更新はされているため、更新によって動作が改善することはありますTwitter
ブラウザによりますがダウンロード前に以下のような警告が出るので続行する
https://scrapbox.io/files/63b2facc5bdec8001e7be9cb.png
https://scrapbox.io/files/64ae88c74fe522001ccaf7d2.png
3. ダウンロードしたファイルにあるプラグインファイル(lwから始まるもの5つ)を旧バージョンのある場所に上書きする。
今回が初導入でなければ、aviutl.exeのあるフォルダかpluginsフォルダにあるはず 同じプラグインが複数導入されている
4. 編集中のプロジェクトがある場合、古いバージョンの設定ファイルがおかしな場所にあるせいでL-SMASH Works File Readerの設定が引き継がれないため、そのプロジェクトの設定を引き継ぐためにはaupのあるフォルダかaviutl.exeのフォルダにある「lsmash.ini」を上記フォルダに移す(無ければ何もしなくて良い)/Mr-Ojii/Mr-Ojii版 L-SMASH Worksの最新版に更新する際の注意事項
もしくは既に設定が変わってしまって再生位置がずれたり音ズレするなど、正常ではなくなっている場合は、L-SMASH Works File Readerの設定のVFR->CFRやLibav+L-SMASHなどの部分を変えることで元に戻るように調整する
編集中のプロジェクトが無い場合や、編集を完了した後はL-SMASH Works File Readerの設定を参考に設定を見直すことで軽くなったりバグが減ったりする可能性があります
※更新により動画ごとの.lwiファイルの生成場所が変わり作り直しがあるため、最初は重たいことがあります
5. InputPipePluginのバージョンが古いと問題が起こるので更新する必要がある(現状必須と言えるプラグインのため、無かったら必ず導入する)
5-1. https://github.com/amate/InputPipePlugin/releases/ にアクセス
5-2. 上記のL-SMASH Worksと同じように最新の InputPipePlugin_X.X.zip をインストールし、必要なファイル(InputPipeから始まるもの3つ)をL-SMASH Worksと同じフォルダに入れる。InputPipePluginエラー:同じフォルダ内にlwinput.auiが存在しません
https://scrapbox.io/files/64d87dcadba3b6001c6bfe17.png
5-3. 最終的には次の8ファイルがある状態となります。どれか一つでも足りていなければフリーズを起こすことがあります。
https://scrapbox.io/files/64da49c87eff99001b77bd50.png
6. 入力プラグインの優先度を確認する
7. 拡張編集の環境設定で動画ファイルのハンドル数を上げる(ここまで読んでで設定した場合は最大の32で良いはずです)
8. InputPipePluginが動いていることを確認する ←重要!これが確認されなければL-SMASH Worksすら動いていない可能性があります
L-SMASH Works File Readerの設定
patch.aul導入後 起動時にメッセージが出る