CPU使用率
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パソコン側の設定
電源管理にある「最大のプロセッサの状態」にてCPU使用率を抑える設定が可能です。100%ではターボ・ブーストという仕組みが動き、99%と比べて大きく性能の差が出ることがあります
発熱を少なくする目的で下げたりするようですが処理速度は落ちるので基本は100%の設定で良いはずです
以下一言で言うと「正常でもそういう物なのでユーザー側が気にしてもしょうがない」
よくある間違い
処理を増やしていったらCPU使用率が100%になりそう!パソコンが壊れる!
特に問題ありません。100%になっても重くなるだけです。
エンコード中にCPU使用率が100%になるから買い換えた方が良い
買い換えたとしても100%のままエンコード時間が変わるだけの可能性があります。
CPU使用率が100%付近でもないのに重い
特に問題ありません。どのような状況でCPU使用率が100%付近になり得るかを知っていれば分かることと言えます。
100%じゃないことを「遊んでいる」「サボっている」などと表現する方がいますが、客が少ない時間帯のレストランで人手が余っている状況が近いかもしれません。人手が余っているからと言って火を通す時間を短くすることは出来ないはずです。
あまり関係ありません。CPU使用率に関わらずCPU性能が良くなればエンコードなどにかかる時間は短くなります。
CPU使用率が高くなる方が良い
場合によります。同じ仕事量でも仕事が遅く残業をする人の方が給料が高くなってしまう状態に近いことがあります。性能の悪いCPUに変えればCPU使用率を高くすることが可能です。また、余計な処理を増やすことでもCPU使用率を高くすることもできますが、誰も幸せにならないはずです。
CPU使用率が低くなる方が良い
場合によります。並列処理などの仕組みにすることで効率化すると、その結果としてCPU使用率が高く処理が早くなるので悪いことは無いはずです