デザイナーの評価
Q. 上長の持ってないスキルセットで活躍しているメンバーに対して、正しい評価ができるのか疑問に感じるときがあります。そのあたりはどのように解決していますか?
ユーザベース 平野さん
例えば、デザイナー出身のプロダクトマネージャーがいるのですが、その者の評価をどうするか課題があります。プロダクトマネジメントに精通した上長がいないので、本人にコンピテンシーを書いてもらわない限りは評価が進みません。まずはコンピテンシーを書いてもらうところからスタートして、必要であれば色んな人に話を聞きに行って視点を補強することもあります。 アカツキ 柴田さん
評価参照者という形で、そのスキルセットを持っている人にアドオンで入ってもらいます。一次評価者とは別の専門技術を持った人や、被評価者が希望・指名する人です。その人にもチェックしてもらいながら、一次評価者とプロジェクトリーダーの協議のうえで最終的な評価を決めます。 たき工房 藤井さん
ご質問された方の苦労をお察しします(笑)。残念ながら、自分がやっていることをわかってくれない上司は世の中にたくさんいます。その場合、面倒ですが、わからない上司でも理解できるような状態を作り見せること。そうした努力もある程度必要なのかなという気はします。
分かるような状態にする。それも大事なスキル。
https://gyazo.com/dbecd14fddf57d5c1049853a5163cacc
MIXIがAI活用をデザイナーの「評価」指標に 定期発表で知見共有
一般的にAI活用の目的としてよく挙がるのが、業務効率化や生産性向上。しかし、MIXIのデザイン本部では生成AIを単なる効率化の手段ではなく、デザイナーの試行錯誤を支え、創造性を拡張する基盤として位置付けている。 その評価指針はAIを使うことよりも、AIを活用して業務やワークフローを改善し、そこで得た知見を組織に共有することを重視しているのが特徴だ。 「どんなチャレンジをし、どんなことが分かったのかを明確に説明でき、それを他のメンバーに共有するというプロセスを評価対象としている」と同社執行役員CDO(最高デザイン責任者)デザイン本部本部長の横山義之氏は言う。
評価基準は新人からベテランまで、等級に応じて設定されている。
例えばジュニアは「AIでタスクを進捗できる」、ヤングは「AIでクオリティ向上や作業スピード向上ができる」というように、AIを活用して業務を円滑に進められることがポイント。
一方、ミドルでは「AIを適切に選択し、業務プロセスに組み込める」「AIを使ってできる仕事を広げていける」、シニアになると「AIでワークフローを最適化し、チームの生産性を向上できる」というように、等級が上がっていくにつれ、ワークフローの改善やチームへの展開、プロジェクトの推進や対外的な発信など、より広い影響範囲での貢献が求められる設計になっている。
AI活用を評価の対象にした理由は明確だ。「評価指針に入れると、活用が進むと考えた」と横山氏。