『佐久間宣行のずるい仕事術』
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たかが仕事、たかが会社。けれど、それがうまくいくだけで、人生はどんどん好転する。
ミスをしたときは、素直に、誠意を尽くして、ただ謝る。
相談でやりがちなミスは、1〜2年次上の先輩に相談すること。 自分とたいして人生経験も職務経験も変わらない人に、悩み相談という名の「愚痴」をダラダラ聞いてもらっても意味はない。
らしくない仕事をしない
僕は、30代に入ったくらいから、会社から離れても生きていけるように、自分をブランド化しようと考えてきた。 そのためには、自分の「おもしろい」には妥協してこなかった。 これは「おいしい」に妥協しないケーキ屋の主人と同じで、味見してピンとこないケーキは世に出さないことが、ブランドになると考えたからだ。 「自分らしくない」仕事もできるだけ避けてきた。 たとえばケーキ屋なら、とんかつを出してはいけない。 とんかつをつくれるかもしれないけれど、とんかつ屋ほどはうまくない。そんな店がとんかつを出したら評判が下がって、ケーキ屋として期待されなくなってしまう。 いまフリーランスとして多くのお声がけをいただいているのは、こうして貯めた信用と期待の結果かもしれない。 また、自分ブランドに必要な「信用」は、じつは仕事の成果によるものだけじゃない。 佐久間宣行なら佐久間宣行という「人間そのもの」への信用も欠かせない。 仕事は縁でできている
会社以外のコミュニティを持つ。
仕事場は、あくまで仕事場。 いい仕事をしていれば、仕事仲間は勝手に増えていく。 その代わり、仕事が忙しくなるとどうしても疎遠になりがちな、ただただ「楽しい」、ただただ「好き」だけでつながっている人間関係は、全力で死守してほしい。
部下の仕事は引き取らない
だから上司は、部下のことを思うならかんたんに仕事を引き取ってはいけない。 受けとったら面倒くさくても、フィードバックして修正させる。 そしてもう一度提出させて、チェックする。 それでも及第点ではなかったら、もう一度フィードバックして修正させよう。 フィードバックには、ダメな理由と「どうすればもっといいアウトプットになるか」のアドバイスを添えること。ただ「ダメ」と突き返されても、努力の方向がわからないから、正解の方向性だけは見せて、そこからのディテールは本人に任せるのがいい。