Mode
モード
モードでは、調性感(Key)に収まらず、そのモードらしさを出すために「特性音」が重要な音となる。 特性音とは他のモードとの違いを表す音で比較的に多用すべき音。
モードらしいメロディーの作り方にはいくつもの方法がありますが、まず単純なものとして「主音で解決するようにする」「特性音を多め・長めに使う」「特性音を強拍で使う」など色々な工夫が挙げられます。長調と短調との違いを出すために主音が何であるかを明確にし、特性音を意図的に強調するようなメロディーラインをつくることがモードらしいメロディーをつくる第一歩です。この方法はメロディーに制限が加わるので作りにくい部分もありますが、その分、明確にモードらしさを表現することができます。
※厳密には、教会旋法以外にも沢山のモードが存在しています。反面で、ポップス・ロックにおける「モーダルインターチェンジ」は教会旋法を前提とすることが多いため、こちらではそれを前提として解説を進めていきます。