教会旋法
"Church mode"
旋法を用いた作曲技法には2つの視点があります。1つはクラシックやジャズの理論に結びついたもの、もう1つが民族音楽です。ケルト音楽のようにモードで作られている楽曲は、ずっと古い時代から伝わっているものになります。そして、こうした民族音楽に使われている旋法はクラシックとジャズに紐付いた旋法(モード)と同じなので、旋法(モード)を知れば民族音楽が作れるようになります。 https://gyazo.com/f3b824246e9bbc499face87d16833fb3図の出典不明(たぶんWikipedia)
中世の時代に教会で歌われた単旋律の歌 「Gregorian chant」 や同時代の音楽を構成している旋法を見てみると、全音階のうえに成り立っていることが分かります。簡単に言えば、ピアノの白鍵のみを使ってすべての旋法が表現できるということです。 table:モードの種類