W4-1320SIF
#TangBand #フルレンジ・スピーカー #スピーカー・ユニット #自作スピーカー
Tang Bandのフルレンジの10cm スピーカー・ユニットで、竹繊維を混合したコーンと、フェイズプラグが特徴。
#日記 #2023年 #6月16日 2023年6月-16 12:44
この1年間ほどは、Tang Bandのフルレンジの10cm スピーカー・ユニットを試聴したいと思っていたのだが、安価なものがなく、仕方なくヤフオクで高値に目をつぶって W4-1320SIFを入手した(翌週に半額以下で落札されたので、いつものように気長に待てなかった自分の大失敗である)。
Tang Bandの10cmユニットは、あまり情報がないものの、ミドルグレードより上のものは最上級のW4-1879を筆頭に総じて評価が高く、W4-1320SIFはディスコン品であるが、過去に高い評価を受けたユニットである。
おそらく製造・販売されていた当時の新品価格の2倍以上の費用を投じて入手したと思う(以前の実売価格を調べたくない!!)が、聴いてみると、納得の音で、悪くない買い物だった。
所感:
エージングは完了している印象
定位・分解能はすばらしい。
音質
中音は素晴らしいのひとこと。
低音はF0=75Hzと思えないくらい良く鳴っている。FF105WKとは全然違う。
高音: スペックシートに掲載されている周波数特性と比べて、若干控えめな印象。ツィーターを足すか迷うところ。
その他
エンクロージャはMDF製の実験箱でダクトや吸音材に改善の余地があると思っていたが、Tang Bandをつけたら、そんな不満が消し飛んでしまうほど、良い音がする。
Tang Bandのユニットの性能にはほとんど不満がなく、現行コストについては、仕方ないかなと思う。しかし、いかんせん、入手性が良くないし、もし可能であれば、低価格のラインアップも増やして欲しいと思う。
今度、Markaudio のCHR70v3と勝負させてみようと思う。