プロテスタント
キリスト教は「カトリックvsプロテスタント」の二項対立ではない。プロテスタントはキリスト教の一派のアナタシウス派(アナタシオス派)の一派のカトリックに対する宗教改革で生まれた。系統樹はキリスト教の項目をご覧ください。 ------
プロテスタントの特徴
(カトリックの特徴と読み比べてください/わかり易さ重視のためふざけて書いています) 要約:聖書を読め
聖職者の都合を優先していることへの異議から、プロテスタントが生まれた。
「聖書に書かれていないこと(免罪符販売など)」への批判。
聖書の教えを守れ。各自聖書を読むこと。
というわけで「カトリックの教皇に比肩する権力者はいない」。(派閥やグループはあります。会議とかします)
カトリックのように手綱を引く権力者がいないので、聖書の教えを大きく逸脱する独自解釈やカルト教団が生まれる可能性がある。現代(1945年以降)のキリスト教系のやばめな新興宗教はだいたいプロテスタント系が土台。
↑読むと分かる通り、「聖書を逸脱している」団体はヤバイ
日本語で聖職者は「牧師」と呼ばれる。牧師は一般人代表にすぎないので「妻帯できるし女性も就任できる」。
牧師のいる教会に集まり、牧師が説教などをするが、あくまで「聖書に書かれたことがメイン」。
「各自で教科書(聖書)を読む個別指導塾」
印刷機の発明される前は聖書はラテン語版しかなく、聖職者ではない一般の信徒は聖書を直接読めなかった。
(近世以前は文字が読めない市民も多かっただろうし)
ルターによる宗教革命で、信者が各自(平易なドイツ語で)聖書を読めるようになった。→プロテスタント
教会はただ皆が集まるだけの場所なので「質素」。
本来は偶像崇拝禁止なので、神聖な雰囲気を高めるためのステンドグラスや立派な祭壇は無い。
教会によっては十字架さえないところもある。
各自聖書を読めばいいので、聖職者に罪を打ち明ける「懺悔室」は無い。
「聖母マリア」や「聖人」を崇拝しない。
カトリックとの見分け方
カトリック:豪華絢爛 バチカンによってルールが決まっている
プロテスタント:質素 聖書を読んで「各自で」悔い改めよ
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「各自で」聖書を読め というプロテスタントの教えから、住宅の中の個室が生まれた。
書き途中.icon
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