遺伝子頻度
alias: gene frequency, 対立遺伝子頻度, Allele frequency
https://gyazo.com/e8ba0f91381482fd9d0c5fd0dd920fe5
source: Allele frequency & the gene pool (article) | Khan Academy
遺伝子頻度(いでんしひんど)とは - コトバンク
ある集団における各々の対立遺伝子の相対的頻度。
例えば100個体の集団で$ A_1と$ A_2の二つの対立遺伝子が存在し$ A_1A_1, A_1A_2, A_2A_2の遺伝子型をもった個体がそれぞれ$ 64,32,4個体存在した(つまりそれぞれの遺伝子型頻度が$ 0.64,0.32,0.04)とすると,$ A_1の遺伝子頻度$ \frac{2 \times 64 + 32}{200} = 0.8は,$ A_2の遺伝子頻度は$ \frac{32 + 2 \times 4}{200} = 0.2である。
交配が無作為に行われている集団で,突然変異,自然淘汰,機会的浮動などが働かなければ遺伝子頻度は一定であり,遺伝子型頻度は遺伝子頻度の二項式展開(先の例は$ (0.8+0.2)^2=0.64+0.32+0.04)で与えられるというハーディ・ワインベルクの法則Hardy‐Weinberg’s law(1908)が成立する。