社会的認知による統治
社会的認知による統治(The Sovereignty of Social Cognition; Ostrom, 1984)
当時は社会的認知の研究者が他の社会心理学領域の研究の価値を貶め、それらを排除しようとしていることの表れとみなされ、多くの反感をかった
彼の真意は排除というよりは包摂にあり、幅広い領域にあたがった伝統的な社会心理学研究が、社会的認知という枠組みの中に包摂されることで、社会心理学の中に秩序が生まれることを期待するもの(Ostrom, 1994)
社会心理学の現況は、まさにオストロムが想定したようなもの