家族円環モデル
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オルソンらによって提唱された、家族機能の最適さが凝集性と適応性という2つの次元によって規定されるというモデル 結びつきが低く、家族がばらばらな遊離の状態から、結びつきが強すぎて、動きがとれない膠着状態までの4段階が想定されている
家族が状況的・発達的危機に直面したとき、構造や役割、ルールなどを柔軟に変化させることができる程度を指している
状況的危機: 病気や事故、災害など、日々の生活の中で偶発的に生じる危機 発達的危機: 家族の発達に応じて必然的に生じる危機 危機への柔軟性がありすぎる無秩序の状態から、柔軟性がまったくない硬直状態まで、こちらも4段階が想定されている
各々の家族は、この2次元からなる座標軸上のどこかに位置づけられる
凝集性、適応性ともに中程度の状態=座標軸の真ん中あたりに位置する家族が家族機能が最適状態にあるといえる