共変モデル
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内的属性の推論に限らない、より一般的な因果推論の法則を説明するモデルとして提案された
ある結果の原因はそれと共変する要因に帰属されるという共変原理が前提とされ、原因は行為の主体(人)、行為の対象(実体)、状況(時・様態)のいずれかに帰属されるとする
ある現象が起こるときはそれが存在し、起こらないときには存在しない
共変性に関わる情報
「ある人の対象に対する反応が他の人々と一致しているかどうか」を検討する次元
「ある人のその反応は当該の対象に限って起こるのかどうか」を検討する次元
「ある人のある対象に対する反応はどのような状況でも変わらないかどうか」を検討する次元
共変モデルによれば、私達はこれら3次元に相当する情報を得て、それぞれが結果と共変するかを検討すれば、結果をもたらした原因を特定することができる
低合意性、低弁別性、高一貫性→個人への帰属
高合意性、高弁別性、高一貫性→刺激への帰属
高合意性、低弁別性、低一貫性→状況への帰属
共編モデルも原因帰属に関する規範モデル(あるべき姿)である