上側頭回
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source: By Polygon data were generated by Database Center for Life Science(DBCLS). - Polygon data are from BodyParts3D, CC BY-SA 2.1 jp
上側頭回 - Wikipedia
上側頭回(じょうそくとうかい、英: Superior temporal gyrus)は、ヒトの脳の側頭葉にある3つ (場合によっては2つ) の脳回の1つである。
上側頭回は以下の脳溝によって境界が定義されている。
外側溝による上方の境界
上側頭溝 (人によっては見つからないことも) による下方の境界
後頭前切痕から外側溝までの仮想的な線による後方の境界
上側頭回は以下のようないくつかの重要な脳の構造を含んでいる。
ブロードマン41野とブロードマン42野は音の感覚を担う皮質領域である一次聴覚野にあたる。
ウェルニッケ野 (ブロードマン22野) は音声言語処理を担う重要な領域である。
Terminologia Anatomica(TA)に基づく解剖学
上側頭回【じょうそくとうかい】(上側頭回は側頭葉の外側表面上にある矢状回で外側溝と上側頭溝の間にある。
上側頭回の後部付近には感覚性言語中枢sensory speech center(ウェルニッケ中枢Wernicke's area)があり、これは聞いた言葉を理解する中枢であるという。
一次聴覚野は聴覚の中枢で、側頭葉の上側頭回の上面(ブロードマン41野)にある。
二次聴覚野は一次聴覚野の周囲(ブロードマン42野、ブロードマン22野)にある。一次聴覚野で聞く音の意味はこの皮質領域で理解される。
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