貸倒損失
貸倒れが生じた場合の費用の勘定
費用
費用なんだmrsekut.icon
仕訳
X社が倒産し、X社に対する売掛金が貸し倒れになった
table:_
貸倒損失(費用+) 1000 売掛金(資産-) 1000
貸倒れにより資本が減少する
代金を回収する権利がなくなる
/mrsekut-book-4801493661/145 (第3節 貸倒れ)
仕訳
前期の貸倒引当金に対する扱い
貸倒引当金は前期の時点での予想みたいなもの
それが実際に当期で貸倒れたね、というときにも仕訳が必要
貸倒額 $ \le 貸倒引当金
/mrsekut-book-4801493661/293
前期販売分の売掛金300円の貸倒が生じた
なお、前期に貸倒引当金を500円設定している
table:仕訳
貸倒引当金(資産控除-) 300 売掛金(資産-) 300
500円回収不能だと思ってたが、実際は300円が回収不能だった
残りの200円は、引き続き貸倒引当金として残る
何故かと言うと、
現時点では300円回収不能が確定しただけで、
残り200円はまだ回収できるのか不能になるのか確定していないから
貸倒額 $ \gt 貸倒引当金
前期販売分の売掛金300円の貸倒が生じた
なお、前期に貸倒引当金を200円設定している
table:仕訳
貸倒引当金(資産控除-) 200 売掛金(資産-) 300
貸倒損失(費用+) 100
200円回収不能だと思ってたが、実際は300円も回収不能だった
つまり、予想より回収できなかったということ
そのため、前期末での予想より損失が増えているので貸倒損失を追加する
#勘定科目の例