構造主義
structualism
1960年代のフランスで流行った思想
ある大きな法則に基づいて、ありとあらゆるものが機能している、と捉える考え方。
人物
人類の親族関係の構造を研究した
こんな感じ
ある大きな法則に基づいて、ありとあらゆるものが機能している、と捉える考え方。
全ての人間は元々ある法則に従ってしか、行動していない
正義と悪に共通しているものは何か
そしてその何かが、人間を突き動かしている法則そのものなのだ
正義や悪は見た視点によって変化する
その構造がわかれば、全て説明可能
人間は常にある時代、地域、社会集団に属しており、その条件によって見方、感じ方、考え方を基本的なところで決定されている
なので我々は自分たちが思っているほど、自由に、あるいは主体的にものを見ているわけではない
むしろ自分の属する社会集団が受け入れたものだけを選択的に「見せられ」「感じさせられ」「考えさせられている」
世界のいくつかの民族の婚姻関係を研究することでタブーが存在することに気付いた
民族たちは互いに独立であるにも関わらず同じようなタブーを持っていた
その起源を聞いてもこれといった回答はなかった
つまり、民族の人たちはタブーの合理的な理由を理解せずにそれに則っっている
交叉イトコ婚の取りうる3形式のうち一つが文化的にタブーになっていた ということを論理的に理解せずとも実践していた
レヴィストロースの神話の研究の仕方は、神話をバラバラにして要素を見るものだった
一般的にはテキスト全体を通して、製作者の意図を読み取るものだったが、それはテキストの表層に過ぎないとみなし、細分化し構造的に見ることで真髄を見ることができると考えた
参考