左R加群
from 加群
定義
「アーベル群$ (M,+)」と「写像$ R\times M\to M」の組で、以下を満たすもののこと
$ a(bx)=(ab)x
乗法に関する結合律
$ (a+b)x=ax+bx
加法に関する分配律
$ a(x_1+x_2)= ax_1+ax_2
加法に関する分配律
$ 1_R x=x
前提
環$ R
アーベル群$ (M,+)
ModuleのMやねmrsekut.icon
写像$ R\times M\ni (a,x)\to ax\in M
$ a,b\in R
$ x,x_1,x_2\in M
$ 1_Rは$ Rの乗法単位元
定義の最後の$ 1_R x=xの必要性
『代数学 2 環と体とガロア理論』.icon p.93では、
$ M=Rとしたときに、
すべての$ a\in R, x\in M=Aに対し、$ ax=0と定義しても
上3つの条件は満たすので、それを除外するため
と、ある
https://twitter.com/Lucien0308/status/1130272180879515648