単純型付きラムダ計算
Simply Typed Lambda-Calculus, STLC
基本型 (basic type)の集まりの上で構成される型付きラムダ計算
最もシンプルな型付きラムダ計算といえる
基本型にも色々含まれるが、どれを選ぶか、いくつ選ぶかは本質ではないらしい
なので、最もシンプルな例として、Booleanのみを扱う単純型付きラムダ計算を考えるとわかりやすい
Haskell Brooks Curry、Robert Feys
1958
型付きラムダ計算とCCCと直観主義論理の対応がある
β簡約が必ず終了する
強正規化する
型付け導出の表記
用いる型の定義
基本型 (basic type)の集合$ \mathbb{A}に対し、集合$ \mathbb{T}を以下のように定義する
$ a\in\mathbb{A}\Rightarrow a\in \mathbb{T}
$ \sigma,\tau\in\mathbb{T}\Rightarrow (\sigma\to\tau)\in\mathbb{T}
このとき$ \mathbb{T}の元のことを型という
例えば基本型AとBがある場合は以下のようなものが考えられる
A→B、((A→B)→B)→B
http://fetburner.hatenablog.com/entry/2019/12/15/220132
交差型について
単純型付きラムダ計算の意味論
集合論的モデル
型$ A→Bな関数に対応する集合は、$ A型から$ B型への写像全体の集合
単純mrsekut.icon
再帰的なプログラムを解釈するための意味論 ref 『圏論の歩き方』.icon p.63
これなんていうんだろうmrsekut.icon
データ型をある種の順序集合に、プログラムをある種の連続性を満たす写像に対応させる意味論
実現可能性モデル
帰納的関数の概念に基づいた意味論
関数モデルのことかな #??
Kripkeモデル
前層モデル
いくつもの可能世界論でパラメとライズした意味論
関連
単純階型理論
参考
TaPL 9章
http://proofcafe.org/sf-beta/Stlc_J.html
規則など
『圏論の歩き方』 4章