可能世界論
分岐した世界の存在の可能性
その世界自体は矛盾しないが、現実の世界と矛盾する
現実世界は共可能的な出来事の諸系列だけが現実化している
現実世界は収束した共可能的な諸系列の束である
例
「BさんはAをした」が現実世界だとすると、「BさんはAをしなかった」の存在も考えられる
「BさんはAをしなかった」の世界線自体は矛盾しないが、現実世界とは矛盾している
出来事の分岐によって、別の主語が誕生する
上の例では、分岐によって、「AをしなかったBさん」が誕生している
Bさんの存在が前提にあって、それがAをするかどうか、という話ではない。
主語が先にあって、それが述語をするかどうか、という話ではない
逆である
述語を内包した主語が存在するかどうか
主語に先行して述語がある
incompossibilite
分岐した世界と、現実の世界の両立不可能性のこと
分岐した世界それ自体は矛盾を含まないが、現実の世界と矛盾する