倫理学
大きく4種類ほどある
規範的倫理学
倫理学は教義学に過ぎない
倫理学は、「なぜ悪いことをしてはいけないのか」という問いに答えられない
これが大前提で話が進むから、この問いそのものが存在を認められない
倫理学が言うことは<うそ>だが、倫理学が成立するためには必要な<うそ>
「道徳的に生きることが正しい」という言説が、社会にまかり通っていなければ、自分にとっての「好い」が、社会にとっての「好い」より優先されてしまう
それは、社会にとって、倫理学にとって困る
道徳的に生きることが大前提で、それに反すれば人として認められなくなる、ぐらいまで、「道徳に重要な価値がある」と万人に思わせなければいけない
そういった価値観の差異を整理する
押し付け感のある道徳の中で必要なものを選択し、その理由を用意する ことわざのような、出典不明な「良さげなこと」は蔓延っている
この中でどれが有用であるかを選別したり、
それが良さげである理由をちゃんと説明できるようにする
倫理は基本的であり、抽象的である
人間が関わるところ全てに役立つ
個々人がそれを実際に応用する時は、その基本を元にして、個々で考えることになる
道徳的規範
みんなが納得できる理由が必要
各理論について対応する身近な問題を動物倫理から引っ張ってきて検討してくれるので、理論の使いどころを正しく理解できます