コンテキスト
このメッセージを解読するか、無視するかなどの判断をする
例えば、親と赤ちゃんの会話では
メッセージだけを見ればコード (記号論)から逸脱しているので、何を言ってるのかわからないが、 コンテクストを参照することで解読できる
機械同士のコミュニケーションの場合は、メッセージはすべてコードに則っているので、「コンテクストを参照する」必要はない
メッセージがコードに依存して成り立っているなら、コンテクストをさほど参照せずに済む
コードから全面的に逸脱している場合は、コンテクストへの依存が大きくなる
コードとコンテクストという両極端の間にグラデーションがあるmrsekut.icon
親と赤ちゃんのコミュニケーションはコンテクスト依存が大きく
科学的な対話の場合はコード依存であるほうが望ましい
解読と解釈
メッセージに対する受信者の対応mrsekut.icon
コード依存の場合は、規定に従って解読すればいい
一方でコンテクスト依存の場合は、主体的に推論する必要があるという意味で解釈が必要になる
発信者と受信者の立場
コード依存の場合は発信者の立場の方が優位
コンテクスト依存の場合は、受信者の立場が大きくなる
受信者は発信者と同じ新しいコードの創造の過程を追体験する
さらに発信者の意図を超えた意味をメッセージに読み取ることもある
受信者が新たなコードの創造に参与している
「メッセージ」は、コミュニケーションにおいて飛び交っているやつのことを指しているmrsekut.icon
参考