クレーム頻度のモデル
クレームモデルの一つ
クレームの発生確率を予測
クレーム発生はなんらかの確率分布に従う、という仮定のもとでモデル化する
ex. ポアソン分布, 負の二項分布
自動車保険のクレーム頻度
「期間内に発生した自動車保険のクレーム件数」/ 「期間内の経過台数」
経過台数
vehicle years
自動車保険の分母のとり方
例えば、年ごとの車の台数を分母に取る場合は、
その年の真中で購入された車を分母に含める際に、0.5とするなど
ポアソン分布を用いたクレーム頻度のモデル
契約数が$ mで、
$ m契約全体の年間クレーム件数$ Nが$ n件のとき
$ \mathrm{Po}(N=n)=\frac{e^{-\lambda}\lambda^n}{n!}
補足
$ n=0,1,2,\cdots
$ \lambdaは、集団としての平均的なクレーム件数
$ \lambda =mf 
ポアソン分布なので
$ E(N)=\lambda, $ V(N)=\lambda
負の二項分布を用いた場合のクレーム頻度のモデル
『損害保険数理』 p.8