カーゴ・カルト・プログラミング
コンピュータ・プログラミングの世界にもカーゴ・カルト・プログラミングという用語があり、何の役にも立たないかも知れないコードを儀式的に含めておく行為を指す。ソフトウェアのバグ回避策としてや、そのプログラマが知らない何らかの理由によって必要なのだと、コードを含めた当人は信じている5。
消えたプログラマはソースコードを残す。残された者は好むと好まざるとに関わらずそのソースコードに書かれた「思想」を見ることになる。自らの「思想」を持たない者は、それを個人の「思想」としてでなく、「信仰」として受け止めてしまうのかもしれない。