『人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか』
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2013/3/15
読むタイミングがかなり適切だったのもあってか、非常に良かったmrsekut.icon*3 まえがき
「あなたの国の領土です」同士で議論するのおもろいmrsekut.icon
第1章 「具体」から「抽象」へ
抽象
事物または表象のある側面・性質を抽き離して把握すること
多くの場合、自殺する人の思考は、主観的であり、具体的すぎる、と僕は感じている。 抽象化と発想
応用する、応用に備える
第2章 人間関係を抽象的に捉える
人間関係
抽象的なものを捉えるためには、排除すべき具体性を知っていなければならない。
人をモデル化する
浅はかな人は簡単にモデル化できる
その方面の抽象化を自分は見過ごしていた
問題を抽象的に捉えているとインプットしたものの応用がしやすい
具体的な情報に飛びつきやすい
金になりやすい
メディアとか、雑誌とか、ツイートとか
この章はいまいち刺さらなかったなmrsekut.icon
人間関係の悩み、ほぼ無いんだよな
いやしかし、そういう感想になるのは具体例を具体的にしか捉えられていない問題の現れかもしれない
第3章 抽象的な考え方を育てるには
そもそも「抽象的に考えよう」って意識してできるものなのだろうか、って気持ちになってきたmrsekut.icon
そうなるともはや感覚でやっていくしかない(?)
自分の成功体験をメモして後からそれを読んで再現することもできない(?)
後輩や子供に対して、そういう導きをすることもできない(?)
でもこの章に書かれてることは面白い
普通のことを疑う
p. 110~
例として挙げられているものがおもしろい
小さな気付きを他のことにも連想させる
「ああこれかも〜」とぼんやり感じる気付きを大事にする
その感覚の源を深掘りしていく感じ
この深掘りの作業は論理的思考になる気がする
「常識」や「前提」などの思い込みによる制限がかかってる説
「もしも〜だったら」という空想を広げてみる
抽象的に考えるとは、具体的な条件を排除すること
情報に簡単にアクセスできることが抽象的思考を阻害している可能性
人の評論を読みたくなるのは考えることを辞めるため
うっ..
この章めっちゃ良いな、定期的に再読したいmrsekut.icon 第4章 抽象的に生きる楽しさ
なにものにも拘らない
僕は、メモというものは一切取らない。(略)メモを取ろうと思った瞬間に、つまり、言葉にしようとすることで失われるものが多すぎる。発想したときにメモを取るくらいなら、発想しながら本文を書いたほうが効率的だ、と考えている。
ものを作るときには、まず何を作ろうか、と考える。作りたい気持ちはあるけれど、作りたいものがあるとはかぎらない。これが抽象的な指向である。そうではなく、作りたい気持ちは大してないけれど、作りたい(できれば、誰かに作ってほしい)ものがある、というのが具体的な指向になる。前者の方が良い状態だと思う。
何か読んだとき、何か考えているときに「これちょっと具体的すぎるな」というのが最近意識できるようになってきたmrsekut.icon
第5章 考える「庭」を作る
最初に抽象的に発想したのちに、具体的に検証や対策の計画などがある
抽象の後に具体が必要であるということ
「数学は論理的なもの」だという勘違い
発想が必要な教科は数学ぐらい
本旨には関係なさそうだけど、確かに、となったmrsekut.icon
発想には発散が必要、集中力とは逆
頭の中に自分の庭を作る
自然、コントロールできない
庭を定期的に整備する
人に聞く、調べる、その前に自分でもうちょっと考える
疑う
情報には主観が含まれる
決定を保留する
楽になりたいがために早期の決断をしない
遅らせた決定の方が良い場合が多い
いやフレーズが似てるだけで全然違う気もしてきた