違法配信サイトに対する出版社の対応
他の出版社もトップページに申請を出している
トップページに権利侵害のアイテムがなければDMCAは通らない 運?
プロバイダ責任制限法に基づいたデータ削除を行っている
「プロバイダ責任制限法」を施行。著作権者から請求を受けた違法サイトについて、プロバイダー(接続事業者)が民間団体の指針に照らし合わせ、権利侵害が確認されればデータを削除できる この出版社は作品データの削除依頼で月3万~4万件、海賊版サイトへのリンクを表示しないよう検索サイトに求める要請で月5万~6万件出すが、効果はごくわずか。「9割ほどは削除に応じる」(小学館の塩見健顧問)というが、しばらくすると再び違法データが現れる。
プロバイダ責任制限法は海外では適用できない
ウクライナなど著作権に関する取り締まりが緩い国で運営されるサーバーを経由する違法サイトが増えたことだ。日本の法であるプロバイダー責任制限法は海外では事実上適用できない。国内プロバイダーによる海外のデータ削除は難しく、「遮断しかない」(カドカワ)との声が急速に強まった。
海賊版がはやる背景には「そもそも正規に提供されていないから」という理由も一部ある