論証
論証-する
条文の要件(抽象的)に、事実(具体的)をあてはめできるのかを検討すること この過程で論証集で覚えた法解釈を使うことがある
試験のウェイト的には10%程度
https://youtu.be/UhBZ8-RsGIE?t=1091&si=rrBygnoMMxfDwHDc
https://youtu.be/pD57P9reous?si=bQaJDUn8jR3_O0kG
論証とは、試験においては論点における法律論や規範のこと しかしいろんな意味で使われる
問題の読み方
設問はヒントの山
設問からキーになる条文に当たりをつける
条文を前提に問題を読む
設問に答えるための条文を確定する
要件に会う事実を探す
答案構成や法的三段論法の骨組みがない状態で取り組むのは優先度を間違えている
「あとは論証を暗記すればいい」となったらやればよい
その論証は使うべきかの判断ができない人がいる
不要な時に書くと心証が悪い
常に条文や具体例との繋ぎを意識する
「この規範ではこの事実をつかう」というレベルでの理解が必要
必要性から許容性に入る
実質的理由から形式的理由に入る
Claude 3.5 Sonnet.icon
論点、論証、当てはめの違いは以下の通りです:
法律問題における検討すべき法的な争点のことです。例えば、「正当防衛が成立するか」「契約が有効に成立しているか」といった法的な問題です。これは問題文から抽出する必要があります。
論証とは:
その論点についての一般的・抽象的な法的判断の枠組みのことです。 例えば、正当防衛であれば:
1. 急迫不正の侵害があること
2. 防衛の意思があること
3. 防衛行為の相当性があること
という要件を示し、それぞれの要件の意味内容を説明することです。
具体的な事実関係を上記の論証(要件)に当てはめて、その要件を満たすかどうかを検討することです。
例えば:「本件では、AがBに対して突然殴りかかってきたことから、急迫不正の侵害があると認められる」といった形で、事実を要件に当てはめて結論を導き出します。
これらの関係性は以下のようになります:
1. まず問題文から論点を抽出し
2. その論点に関する一般的な法的判断基準(論証)を示し
3. 具体的事実をその基準に当てはめて(当てはめ)
4. 結論を導く
司法試験の答案作成では、この流れに沿って論理的に記述することが求められます。特に、論証と当てはめを明確に区別して書くことが重要です。
論証が不十分だと採点者に法的な理解が不足していると評価され、
当てはめが不十分だと事案に即した検討ができていないと評価されることになります。