自分に都合の良いルールをつくる
そのような活動を皆それぞれやっている
元の文献には当たれなかったのですが、宇沢弘文先生という高名な経済学者の文献を引用しました(※宇沢弘文『近代経済学の再検討―批判的展望』1977年、岩波新書184ページ)。当時の文部省の調査結果だったようで、全国の16の私大医学部に対する調査となっています。 ちなみに同文献によると、裏口入学金の平均は600万円となっていますが、当時のCPI(消費者物価指数)は現在を100とすると30程度ですので、現在の価格に換算すると2000万円にも上ります。
制約自体を変えるのがルールを変えること
ルールを変える時には、ルールが変わった先を見越して活動した後にルールを変えて大きなアドバンテージを得る
ルールを無視できるととても有利になれる
ルールを策定するプラットフォームは自社有利なゲームができる
公平な情報共有のルールを無視できるインサイダー取引は完全な市場を壊すので法規制されている
国際企業は税金を払いたくないのでタックスヘイブンを使う(税制というルールを無視)
Googleは競合がたくさんいると見せかける
ルールを無視すると怒られる
見極めが重要
未知の領域はルールがそもそもない
ここで大きな利益を与えることが認められれば=売り上げが大きくなれば、その論理が正当化されてデファクトになる