自分が共感できないものは無価値
自分に役に立たないもの・共感できないものは無駄という根拠に基づかない考え方 基本となる考え
自分が生きる上では役に立たなかったり、見えていなかったり、理解できないものは訳にたたないと思ってしまう
人間の性だと思う基素.icon
理解も共感もできないものを支持するのは難しい
数学が理解できなくても「素数の音楽」や「フェルマーの最終定理」という数学を取り巻く人間ドラマには共感できる人がいるだろう
人間ドラマには共感できなくても、数学が現実的に実社会でどのような役になっているかという便益を理解できる人は支持するだろう
ドラマも便益も不要だけど、深く数学を理解していて面白いと思う人は、支持するだろう
対抗的な動き
サイエンスコミュニケーター
無駄だと思われがちな基礎研究などの重要性を理解してもらうための活動をする人
例
(国語|数学)は無駄
高校程度で習う数学は現代科学の基礎
少しマクロで考えてみると、これを学ぶ人が少なくなれば国内企業の発展はない
国内企業が伸びなければ雇用も税収も落ちる
結局我々の生活レベルは落ちる
アメリカではSTEM教育は重視されている
アメリカで重視されているから重要ということでは無い
○○が重要と言うから重要という考え方は容易に誤った結論を導く
基礎研究は無駄
短期的には成果が得られないのは本当
長期的に見ると益があるものがあるのも本当
極端な例で言えば、役に立たないと思われていた数学の難問が、極めて具体的な問題を解くのに役立つことがある
長期的な益を短期的に追い求めるのはなかなか難しい
基礎研究と産業応用はそれぞれやっていくべきと思う
わからないから研究をするのであって、はじめからわかっているならやっていない
編集者不要論
企業のコスト構造(ビジネスモデルに起因)や環境の変化の中でのあり方、など分割して議論できるはず
それらを捨象して不要と言ってしまう議論の乱暴さがある
表現が違う別の見方
他の人の言説