線数
1つの網点(ハーフトーンセル)は$ 16 \times 16のサイズ
ハーフトーンセルが1インチ中に並べられる数がスクリーン線数(lp)
線数と見た目
線数が高い方が見た目が綺麗になることがわかる
線数を制約するパラメータ
用紙の品質
新聞紙やザラ紙のような紙はインキを吸いやすい(=にじみやすい)ので線数を高くする(=網点と網点の間隔を短くする)と、網点同士が接近しすぎて、印刷がつぶれた状態になり、仕上がりが汚くなっていまいますので、わざと線数を落とす必要があります。
ジャンプや新聞紙は紙が荒いので線数が高くない
画像解像度
元データの解像度が低いのに出力線数をあげても意味がない
なんで2倍?
スクリーン角度が最大45°なので、最大$ \sqrt{2}倍の解像度が必要、マージンを取って2倍にしているらしい グリッドのある四角形を描画することを考える。45°傾けた時に元の四角形の対角線をカバーできるだけの解像度が必要
カラーの印刷線数は175線が多いため、2倍の350dpiが要求される
商業印刷物を作成する場合、使用する画像解像度はレイアウトの原寸で印刷線数(スクリーン線数)の 2 倍といわれています。 175 線で印刷するなら、レイアウト上で縮尺率 100%(拡大・縮小がない状態)で画像解像度を 350dpi ということになります。 しかし、必ずしも 350dpi を満たしていないと印刷クオリティが低いというわけではありません。
逆に出力線数が上がらないのに元データの解像度が良いのも無駄(こっちはデータ作成時には許容できそう)
参考
線数をはかりたい
線数カウンターをつかう
世界堂とかに売っているらしい