画像解像度
印刷される物理サイズを計算してみよう
1200px(dot)の画像のデジタルデータがあるとする。解像度が100dpi、600dpiのときそれぞれ物理サイズは何インチ?
100dpiのとき$ \frac{1200}{100}\frac{\text{dot}}{\text{dot/inch}}=12inch
600dpiのとき$ \frac{1200}{600}\frac{\text{dot}}{\text{dot/inch}}=2inch
ここからわかること
同じpxの画像を使ったとき、dpiが高くなればなるほど(細かく(=綺麗に)印刷すればするほど)物理サイズは小さくなる
DPIは実世界での印刷サイズとデジタルデータのかけはし
https://gyazo.com/d46843a8e3b7b1cce33a6ad19988cdc0
実世界で印刷したいサイズとdpiがgiven→制作するピクセルサイズがわかる
「判型はA5で、600dpiで原稿を作成してください」
「判型はA5で作成してください」だと原稿作成には不十分。DPIがわからないとpxが計算できないため
CLIP STUDIOなどを使っている時にも、原稿作成時にこのデータは入力されている
https://gyazo.com/5f660b1fdf60419c2622d1255ef17240
CLIP STUDIOはデフォルトでいい感じになっているので、ユーザとしては「A5にするかB5にするか」ぐらいを考えればいいだけ
作成したデジタルデータのサイズ(px)と印刷時のdpiがgiven→実際に印刷されるサイズがわかる
実際にはこういうことを考えることはあまりない
ほとんどの場合、印刷するために原稿サイズ(px)を決めるため
印刷しないならdpiを考える必要はない
参考
メモ
0.5/x=0.18/25.4(inch)
x=0.5×25.4/0.18=70.5dpi
0.5/70.5=0.007inch