社会関係資本
存在すると生産性が高くなる=資本
1984 ピエール・ブルデューの定義
初めてまとまった説明をしたのは1972年のピエール・ブルデューである(しかし明確な定義は1984年)。
ブルデューは、人間の持つ資本(あるいは社会的資源や価値一般)を...3つに分類した。 彼の言う社会関係資本とは人脈である。
彼は社会的地位の再生産の議論において、これらの資本を多く持つ人ほど、進学や就職において有利であり高い社会的地位につくことができるとした。
ジョン・アーリやスコット・ラッシュなどの社会学者は、こうした概念化に対して、むしろ「蓄積されない」流動的な社交関係が今日の社会において大きな役割を果たしており、その相補性を見つめる必要があるとして、建設的な批判を加えている。