漫画家自殺をめぐる小学館の炎上
https://x.com/WANPOWANWAN/status/1796465722757185754
時系列
漫画の日本テレビでのドラマ化が決定
ブログによると、ドラマ化の話に芦原さんが同意したのは23年の6月上旬。「必ず漫画に忠実に」する、そうでない場合には芦原さん自身が加筆修正する約束を取り付けた。またドラマの終盤は芦原さん自身が“あらすじ”やセリフを用意し、脚本に落とし込む際に原則変更しないことを希望した。
https://www.itmedia.co.jp/news/spv/2401/27/news078.html
ドラマ制作時に原作者が脚本に不満
芦原さんの意図に反し、毎回大きく改変したプロットや脚本が提出された。芦原さんは変えてほしくない理由を説明し、加筆修正した。これにより1~7話はほぼ原作通りとなったものの、この時点で「相当疲弊していました」という。
芦原さんが指摘する改変は、主に以下のような点だ。
・漫画であえてセオリーを外して描いた展開を、よくある王道の展開に変えられてしまう
個性の強い各キャラクター、特に朱里・小西・進吾は原作から大きくかけ離れた別人のようなキャラクターに変更される
「性被害未遂」「アフターピル」「男性の生きづらさ」「小西と進吾の長い対話」など、漫画「セクシー田中さん」の核として描いたシーンが大幅にカットや削除され、まともに描かれない。理由を聞いても、納得できる返事がない
他にも細かい不満は多々あり、芦原さんは「作品の個性を消されてしまうなら、私はドラマ化を今からでもやめたいぐらいだ」と何度も訴えたという。
小学館を通じて抗議しても改善されず、芦原さんは脚本家の交代を要求。芦原さんが書いた脚本を制作側が整える形となった。
原作者のブログ
https://megalodon.jp/2024-0126-2057-57/ashihara-hina.jugem.jp/?eid=244
話題になる
漫画家がツイートを削除
漫画家が自殺
マンガ雑誌で連載中の「セクシー田中さん」などで知られる漫画家の芦原妃名子さんが28日から行方不明になり、29日、栃木県内で死亡しているのが見つかりました。自殺とみられています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/267f4835d3c8f92f881bd68769f21e612488347c
2024/1/28 最後のツイート
@ashihara_hina: 攻撃したかったわけじゃなくて。
ごめんなさい。
素直に受け取れば「製作陣を攻撃したかったわけではないが、攻撃したと(相手に・第三者に)受け取られた」ということだ基素.icon
(3ページ目)脚本トラブル「セクシー田中さん」原作者・芦原妃名子さん《突然の死》訃報の直後に日テレ報道フロアでは「えーっ!」と悲鳴が…芦原さんが「やっぱり怖い」と漏らした数年前の“ある被害” | 文春オンライン
脚本家に非難があつまる
1/29 漫画家・芦原妃名子さん死亡の報を受けて「脚本家のせい」がトレンド入りするのは最悪の流れ(篠原修司) - エキスパート - Yahoo!ニュース
2024/2/7 スポニチ「小学館は社外発信しない」
今月7日、スポニチ本紙の取材で、芦原さんに関して小学館が6日に社員向けの説明会を開いたことが判明。同社関係者によると、現時点で同社が今回の件に関する経緯などを社外発信する予定はないとの説明があった。
小学館の対応に、漫画家からは反発の声が続出。また、ネット上でも大きな話題となった。
芦原さん急死 小学館に批判殺到 森川ジョージ氏が指摘「現時点で出版社やテレビ局を糾弾するのはどうか」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
小学館に非難が集まる
特に間接的なステークホルダーである漫画家の言及が多い
@oshitokosa: 小学館で連載しなくて良かった。
@hose_s: 小学館側の対応にたくさんの作家が怒ってるのは、これだけ揉めた案件の場合、普通の仕事の流れだと「作家は窓口役を果たす編集者にまず相談する」からです。
芦原先生が何を考えて何に傷ついていたのかについて、もっとも多くのメッセージを受け取っていただろう出版社の「発信なし」は、きつい。>RT
@juntnk: ボクは〇学館でデビューしましたが、隣の集英社に移って感じたことは「ここはなんて作家を大事にしてくれるんだろう…」ということでした。
社風が全然違いました。
経緯の社外発表がないことは改善しないことを意味しない基素.icon
2024.02.07 小学館、原作者から相次ぐ告発…映像化で意見を許されず、「契約書なし」も | ビジネスジャーナル
小学館と日テレの両方に取材していない記事
2024年2月8日 小学館が声明(作家が連載していた姉系プチコミックを受け持つ学館第一コミック局からの声明)
小学館、芦原妃名子さん死去で読者・作家・関係者へコメント 現場編集者が声明「私たちは対策を考え続けます」 - ライブドアニュース
現場編集者の第一コミック局編集者一同のコメント
漫画家自殺をめぐる小学館の炎上#65c49796774b170000ef4c08
芦原妃名子先生のご逝去に際して | 小学館
漫画家の告発シリーズ
小学館問題とは (ショウガクカンモンダイとは) (単語記事) - ニコニコ大百科
漫画家の雷句誠が週刊少年サンデーで『金色のガッシュ!!』を書いていた当時の担当によるアイデア押し付けなどによるストレスが積み重なり雷句の怒りが頂点に達し、仕事場で暴れ、右手を骨折し執筆不能状態に陥る。
当然、長期休載になるが、皮肉にもこれがガッシュ終了の確約を取り付けるきっかけの一つとなる。
これに伴い雷句誠は2007年の暮れに原稿の一括返済を受けるもののいくつか欠けていたために、その後も何度か返却要請をしたが、カラー原稿5枚の紛失が確定。
雷句はそのことを公表し、小学館を提訴する。結果、同年11月に謝罪と255万円の和解金で和解成立となった。
@alohahiga: あれからもう10年も経つし出版社も変わったし
「当時のツイートは消していこうか」と考えていた矢先の、今回の出来事でした。私も当時はものすごく叩かれました。
芦原先生がブログ記事を書かれたのが他人事ではなかったです
@alohahiga: 10年前の記事を貼って下さってる方がおられました🙏 @s2YQ8IIuT033830
無期限休載するというツイートをしたら、翌日小学館へ呼び出され、編集長とメディア事業部の人たちに囲まれて「ツイートは削除しろ」と言われました。
(削除しませんでした)
https://pbs.twimg.com/media/GFjzbN5aEAA307M.jpg https://pbs.twimg.com/media/GFjzbN7bsAAA63M.jpg https://pbs.twimg.com/media/GFjzbN4asAAGnGO.jpg
漫画と映像は別のメディアなので忠実に再現はできない
三谷幸喜氏、脚本家から見た漫画映像化の難しさ「そもそも無理が出る」芦原妃名子さんめぐり - 芸能 : 日刊スポーツ
映像は時間芸術なんですよね。上演時間が決められているんですよ。小説も漫画もそうじゃないから。
漫画って絶対に難しいと思ってて、カット割りもしてあるし、小説よりも具体的に書いてあるから。それを映像化するときにみんなが満足するものなんてできるわけないじゃないですか。
炎上の事例