個人と属する集団を同一視する誤謬
集団とは
所属している会社・サークル
第三者から見て一括りになる方
例「オタク」「陽キャ」「界隈」
オタクはもう主語デカすぎるだろう
のようなもの
https://gyazo.com/4e85de554de969e01cdc0c0ae92dcf3b
車は誰もが持っているので車を使う人の責任を追求するが、マイナーな乗り物は「乗り物自体」全体に対して評価しようとする
自分や身近な人が乗っていないから想像力が働かない
組織所属の人の悪評を見ると、興味のないその人ではなく少し知っている企業とひもづけがち
例:有名企業A社の田中さんがやらかしたとする。田中さんが悪いという考え方ではなく、A社の人は全員悪いと考えてしまう
無論、教育体制やコンプライアンスの問題などが現実的にはあるのだが、それを指摘するためにはA社のことを相当観察する必要があり、ニュースを1つ2つ見て上のような考えになるのは偏見だろう
この傾向は、自分がよく知らないものほど強くなる
(よく知っている人)○○というジャンルの絵描きのうち、xxにこだわりのあるAさんとBさんが何かトラブルを起こしたらしい
(ちょっと知っている人)○○というジャンルの絵描きはトラブルを起こした
(何も知らない人) 絵描きはトラブルを起こす
集団で間違う人を探すのは容易である
集団のサイズが大きいほど誤謬が起こる
「○○党の議員はけしからんね。あの党は昔他にもこう言うけしからんことを言っていた議員がいる」と言う考え方は危険
1ヶ月の出来事の95%に対して正しい認識を持つ政治家が10人集めまって政党を組織し、1年経過した。少なくとも1つのことに対して間違える確率は?
1-(0.95^10^12)〜99.8%
1月に少なくとも1回間違える確率は?
1-(0.95^10)〜50%
12ヶ月で、少なくとも6回間違える確率は?
63%
「これをどう外に出さないかが政党の力なんだ」「党員が外に意見を出しにくいのと裏表ですね」
対策
リスク
? (一部|個人)(と|から)(全体|集団|組織)を過度に関連づけてしまう
タイトル履歴
個人の行動で、属する集団を評価する誤謬
集団評価の偏見